多くは、小学校、中学校の義務教育を終え、高等学校に進学する当たり前。恐らく、自分の将来の事を考え高校に進学する人は少ないのではないでしょうか。
もちろん、将来を明確に定め、照準を合わせ努力している生徒もいる。しかし、多くは、大学にはいきたいなぁ、あるいは○○になりたいなぁと思っている程度で、それほど明確なものはないように思う。ましてや青春時代、色々な事に多感で感受性が強いこの時期に、ぶれない生徒は少ない。色々自分を考えた末の高校中退は誠に意味のある行為と思う。また、家庭の事情でどうしても、続けることができないという高校中退も、残念ながら高校中退という選択もやむなしと思う。
しかし、高校中退は全く人生において負にはならない。自分が考えてのことであり、それは何も考えず漫然と高校生活を送る方と比べても、意味がある事である。仮に高校卒業資格がほしいのであれば、その時高校にもう一度トライすれば良いのであり、高校卒業資格をとってから先の事はまたその時考えれば良い。ヒトと同じように動く事が良いわけではないし、社会に入れば、10年、15年の年の差は意味がない。会社はあなたが何ができ、どのような考え方を持っているかが重要である。高校中退だからと言って卑屈になることは無意味。必要なら高校を卒業すればよい。
今はそれが出来る時代である。ただ、これにはかなりの精神力が必要となる。でも目標があれば絶対出来る。